のれんの染めプリントについて

暖簾 主にのれんに使われる生地としては、スタンダードなものだと
オックスフォードやシャークスキンなどが定番になっています。

オックスフォードは、柔らかく手触りがいい光沢のある平織りの生地で
丈夫で長持ちすることから、のれんとしてもよく使われています。スタンダード

シャークスキンは、製織後に表面にある毛羽を刈り取った生地のことを言います。

このとき表面にさめ肌のような模様ができることからこう名づけられました。

オックスフォードよりは少し厚みがありますが、高級感があり耐久性が高いので
同じくさまざまな場所で使われています。

これらが綿素材の代表格ですが、ほかにも薄手の天竺木綿や厚手のカツラギなどもあります。

綿以外では、格段にコストが押さえられるポリエステル化繊や高級感のある麻なども使われます。
こうした生地をのれんに加工する場合に使われるのが染めプリントです。

店舗の名称を印刷したり、イベント名やキャラクター、または家紋などのマーク類を印刷するなど
用途はいろいろあります。染色方法

また、生地の種類によっても適した印刷方法があり、それによって価格も違ってきます。

最も定番のプリント方法が「反応染め」です。
綿や麻生地にロゴや屋号などを印刷する際に使われる方法で、1色ごとに製版を作っていくので
色数によって価格が変動します。

同じく1色ごとに製版を制作し、顔料を使ってプリントする方法は、染めではなく、
表面にインクを乗せていくのでコストが抑えられるのが大きな特徴です。

裏抜けはしないので、店舗用というよりはイベントやノベルティなどへの使用が向いています。

また、化繊生地や綿生地にフルカラープリントを行う場合に向いているのが
インクジェットプリンターを使用するプリント方法です。

そのほか、化繊生地にはデザインを熱転写する昇華転写という方法も使われます。

最近では、オリジナルのれんをオーダーメイド制作する専門の通販ショップも増えてきています。
使う用途や生地の種類、プリント方法などを選んで簡単にオリジナルののれんが作れるので便利です。

 

色々な繊維の違い|植物繊維・動物繊維・化学繊維、どんな生地がのれん向き?

見た目と機能性の両面で最大の効果を発揮するのれんを作るためには、生地に使用する繊維選びから始めなければなりません。

古くから馴染みのある動物繊維はシルクや羊毛が代表的で、シャークスキンにも用毛が多く使用されます。
シルクは染色性も高いため、繊細な仕上がりにできます。 それに対してコットンや麻のような植物繊維は頑丈で、ある程度の熱にも耐えられます。耐久性の強いオックスフォードに使用される代表的な素材も、コットンが多いです。

洗濯に対しても強いので多少の汚れであれば問題なく、通気性も高いので、屋外環境にも使用できる素材です。
これらの天然素材と比べると、化学繊維は安価で大量に生産することができるので、コストを抑えたのれん作りが可能です。

特徴の異なる複数のタイプに分けることができますが、全体的に天然素材よりも耐久力に劣る傾向があります。そのため実用性よりもデザインを重視したのれんに向いていると言えるでしょう。

これらの繊維はほぼ全て使い方次第でのれんにできますが、をただ100%で使用するのではなく、バランスを調整して組み合わせる方法もあります。
そうすることで弱点を補いながら長所を活かし、より良いのれん作りに繋げられるというわけです。